「ごちそうさん」にみる竹元教授の役割

ムロツヨシ


竹元教授

「ごちそうさん」というと、みなさんは、
め以子さんにご注目されてご覧になりますよね。

時代が時代だけにたいへんな毎日だったとわかりますね。
制約というか規制というか、

要するに物資を含めて自由じゃなかったんですから。
そうした社会において、東京から大阪に嫁いで日々奮闘されるわけです。

さて、その中心人物の人間性にちょっとでも
味を付け加えるとしたらどうでしょうか。

戦前・戦後間もない頃は、考え方も社会風習のしきたりなどで
凝り固まっていましたよね。

それが、教育とか仕付けとかに直接現れていましたから。
特に女性はそうでしたよね。

ですから、
社会規範の中で、同じように考え、

同じように行動することが最善でしたから。
しかし、そうした時代にあっても、社会の発展、

時代が進むということから考えますと
その殻を割るようなことも必要だったわけですよね。

私は、それを竹元教授に見ることができると思っています。
奇抜な発想・デザインとかは、とかく最初は、

とくにこのような時代でしたらとくに、
テレビでもそうでしたよね、

多くの人が反対し、それは、感情的にも慣れ親しんだものとは
違っていることから

拒否反応が出るわけです。
しかし、竹元教授の場合は、自分の信念・価値観でお考えになり、

行動されるんですね。
ですから、悠太郎との衝突なんかも起きてきます。

社会は、別に竹元教授のような考え・アイデア・価値観がなくても、
そのまま社会習慣にそって進んでいくでしょう。

ところが、実際には竹元教授がいたからこそ、め以子さんを含め
みなさんは、あたらしい社会に適応できるような人間に

成長できたのではないか
というのが私の見方です。

これが、人間性にちょっとでも味を付け加えることの意味です。
竹元教授役のムロツヨシ さんの名演技が光りますね。

私は、画家の岡本太郎さんを思い出しますね。
 芸術は爆発だ!
 精神の自由さから来るデタラメこそが真の芸術である。

なんとなく、わかりますよね。

ムロツヨシ

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